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腰痛 帝塚山 

(ゆるみ腰の治し方)
  
「ゆるみ腰」というのは、片方または左右両側の仙腸関節が、
まるでネジがゆるむように関節がゆるみ、
腰のキレが悪くなり不安定になった状態です。
悪化するとゆるんだ骨盤が開く「ひらき腰」となります。
 
今回は、「ひらき腰」の治療風景を対話方式で示します。
 
Nさんは39歳の男性。
 
ここ数年で10kgも太ったので半年前からできるだけ歩く量を増やし、
さらに、4ヶ月前からジョギングを始め、減量も順調に進んでいたが、
体調が良かったので初の13km走破後、腰に違和感を訴え来院。
 
〈解説〉
30代以上の市民ランナーによくあるケース。
無理なペースあるいは距離を伸ばした際におこす腰痛。
じつは、ほとんどが「ひらき腰」を起こしている。

Nさん「その日は、調子が良く、いつもの10kmで余裕があったのです。」
   「それで、いけるところまで行こうと思い、走ってたんですが、
    12kmを超えたぐらいから右脚に違和感が出たんですわ。」
      
わたし「ランニング以前には、そんな症状はなかったのですか?」
 
Nさん「ぜんぜん、なかったんですわ。ちょっとやりすぎたかな・・」

わたし「自分の限界を把握するのは悪いことではありませんよね。」
    「ただし、やりすぎるとこんな症状を引き起こすのですよ。」

 〈10種類以上の徒手検査を行う-5分程度-〉

Nさん「先生、走ると痛いんですが、いったいどうなっていますの?」
     
わたし 診察台の横に立っている人体の骨模型の骨盤部分を指さしながら、
    「ここ、骨盤の右仙腸関節が、横(外)方向に開いてるんです。」

Nさん「なんで、走っただけで、そんなことになるんですか?。」

わたし「これって「ひらき腰」といって、
    ランナーにはよくある傷害なんですよ。」

   「なぜ起こすのかいうと、走っているときの骨盤は、
    機関車の車輪のようにリズミカルに動いているんですが、
    無理なペースや距離などで、脚に疲労が溜まってくると、
    弱い方の脚を引きずるようなフォームになってくるんです。」
   「そのまま無理して走っていると、引きずっている側の股関節が
    ゆるみ、つづいて骨盤にも引き裂かれるような力がかかり、
    頑張りすぎた結果、骨盤が開き「ひらき腰」になるのです。」
   「おまけに、Nさんのように腰痛まで出てくるんですよ」
 
Nさん「治りますか。」

わたし「保険治療+骨盤の整復術を行えば大丈夫です。ご安心下さい。」
      
〈まず、こころとからだの緊張をほぐすために、
腰を中心に低周波治療を行い、
詳細な症状をメモリーするためにマッサージを行った後、
整復治療ベッドに移動する。〉

Nさん「先生、痛いこと、するんとちがいますか?」

わたし「横から振動を加え、関節をピッチリと合わせるだけ。
    全く痛みはありません。ボキボキしたりしませんからご安心下さい。」

〈2分ほどで「ひらき腰」の整復術は終了する。その後、
数種類の検査をして、ひらき腰が治っていることを確認する。〉

わたし「座ってみて下さい。どうですか。」

Nさん「右側のつっ張りもとれて楽になりましたわ。」
 
わたし「まだ安心するのは早いですよ。
    ひらき腰は、骨盤が安定するまでに3日ぐらいかかります。」
   「3日間は、ランニングや体をひねる動作は禁物です。」 

Nさん「わかりました。助かりました。」

〈2日後に再来院、保険治療のみで終了〉

わたし「痛みは、いかがですか。」

Nさん「ほとんど感じませんが、少し腰が重い感じがします。」

わたし「関節が安定するのに3日かかりますのでまもなく良くなります。」

〈治療終了、以後は定期的な体のメンテナンスのために来院〉

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(骨盤がゆるむタイプの腰痛)「ゆるみ腰」
  
「ゆるみ腰」って一体どんな状態なのでしょうか。

すべての「ゆるみ腰」の人に共通しているのは、
歩行不足(運動不足とイコールではない)があることです。

それでは、気になる「ゆるみ腰」の症状について、
もう少し突っ込んでみることにしましょう。

たとえば、朝起きあがるときに腰の下の方が重い、
だるくて動きにくいが、
なぜかしばらく動いているとスムーズになる。

初期にはこんな症状が出ます。

40歳以上で運動不足のあなたは、
「私のことかしら」と、ドキッとしませんでしたか。

じつは日常、治療現場の中で一番多くみかける、
腰痛のタイプが「ゆるみ腰」なのです。

たとえば、台所で立っているとき、
どちらかに体重が偏っていないでしょうか?
たとえば、ホームで電車を待っているとき、
左右のどちらかに、体重がかかるクセはありませんか?

無意識のうちに、どちらかに偏っている場合が多いのです。

それが長期間つづくようになると、
体重が乗っていない側に障害が出ます。
こうして「ゆるみ腰」になるのです。

家の中にいてほとんど外出しない方や病後や産後の方などは、
両方の仙腸関節とも「ゆるみ腰」になっていることも少なくありません。
左右どちらにも、圧倒的に体重が乗っている時間が少ないからです。

この状態が続けば、間違いなく腰痛症になっていきます。

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(腰痛の種類 後半)by kenkokagaku
 
(6)尾骨の障害

尾骨の障害は尾骨の打撲が原因。
これも病院では無視されやすいので注意。 
もっと詳しく
(7)夏型の腰痛-季節性の腰痛-
 
夏型腰痛はクーラーによる冷えや、
内外の温度差による自律神経の疲れが原因。
腰背中が硬くなるタイプと、むくんで膨張するタイプの2つある。
詳しくは
解消法は

(8)椎間板ヘルニアの腰痛
 
急性の椎間板ヘルニアと慢性のヘルニアは全く違うもの。 
慢性のヘルニアの正体は、ほとんどが「かみ込み腰」だ。
治し方など詳しくは

(9)内臓関連の腰痛

内臓の異常が腰背痛や凝りという信号で現れる場合がある。
詳しくは
(10)筋・筋膜性の腰痛

筋・筋膜性の腰痛は腰の肉離れと考えると理解しやすい。
痛めた筋肉を動かすと痛むが治りも早い。
詳しくは

(11)皮膚の硬さが生む腰痛

中年以降、ダイナミックな動きが少ない腰の皮膚は硬くなりやすく
それが原因で腰痛を引き起こすことも多い。 
詳しくは
 
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